CASE 05 / PUBLIC LAND, PUBLIC SUPPORT & 50-YEAR GOVERNANCE

流山おおたかの森駅前市有地活用事業

需要予測は行わなかった。
採算は厳しいと言われた。
石原重雄副市長の発案で地代を減免した。

事業を成立させる力は働いた。
市民側のリスクを測り、条件を付け、50年間管理する力も働いたのでしょうか。

CENTRAL QUESTION

進める機能は具体的だった。
守る機能も、同じ具体性を持っていたか。

公有地の交換と地代減免を決めた時、成功基準、失敗時対応、支援の出口、50年間の監視条件まで同じ厳しさで設計したかを問います。

事業成立:ホテル目標、民間対話、条件調整、副市長発案の減免、公募、開業まで、具体的な決定が確認できます。

公共ガバナンス:定量需要予測は用途設定時に実施せず、成功条件・中間評価・上振れ時対応は公開資料に記載がありません。収益悪化時対応と民間施設の監視方法は、国交省事例集で「特に定めていない」とされています。

DOCUMENTED ROLE / LONG-TERM REVIEW

確認できた関与と、長期管理の責任

石原重雄副市長の座長・発案という直接関与と、土地交換、50年借地、地代減免、民間施設、公共施設運営を2069年まで一体で確認する責任を文章で示します。

事業形成への公的関与

具体的に確認

石原重雄副市長が座長の庁内会議が、基本方針・実施方針・募集要項を意思決定しました。

地代減免への直接関与

発案を確認

国土交通省事例集は、石原重雄副市長の発案により地代減免方針が決まったと記録しています。

副市長に求められる50年間の確認・調整

長期管理を継続する役割

土地交換、50年借地、地代減免などの公的支援、ホテル等の民間施設、公共施設運営を一つの管理資料にまとめ、2069年まで契約条件と実績を確認することが副市長に求められます。

KEY NUMBERS

意思決定の構造を、数字でつかむ

公式資料で確認副市長が座長

副市長と5部長の庁内会議

範囲を限定需要予測等は実施せず

民間施設の用途設定時。大学・企業へのヒアリングは実施

契約条件10年間・100%

バンケット付きホテル部分の地代

当サイト計算/実績ではない約1億3,724万円

予定床面積と基準地代による10年間の単純試算

所有権移転4,200㎡・41.4%

公共施設との等価交換

市有地のまま2,000㎡・50年

ホテル・商業用地の定期借地

選定配点6.25%

価格点10/160

国交省事例集特に定めず

民間施設監視と収益悪化時対応

2026年度協定額/実績ではない約1億62万円

ホール指定管理料

01 / POLICY ORIGIN

これは、民間が持ち込んだ事業ではない

市がホテル、ホール、駅前拠点を実現したいと考え、政策目的を先に設定した事業です。

ホテルはTX開業前から議会要請があり、産業振興審議会答申、市長マニフェストにも位置付けられました。国交省事例集も「民間発案に基づいて実施されたものではない」と記録しています。

02 / MARKET ≠ DEMAND FORECAST

市場とは4回対話した。
用途を決める定量需要予測は行わなかった。

1回目33社へ調査/23社回答

基本方針策定段階

2回目9社へ調査

実施方針策定段階

3回目16社と直接対話

実施方針公表後

4回目13社と直接対話

募集要項公表後

市が実施した調査・対策

民間へ聞いたこと

  • 参入意向・採算
  • 必要面積・事業方式
  • 条件緩和・支援
  • ホテル・バンケットの実現性
当サイト分析

市が数値で測るべきだったこと

  • 宿泊・宴会需要、稼働率、客室単価
  • 損益分岐点とストレスシナリオ
  • 支援終了条件と公共便益
  • 人口・周辺開発効果との分離

市が実施した調査:大学・周辺企業へバンケット利用等をヒアリングしています。一方、国土交通省事例集には、民間施設の用途を定める際の需要予測等は実施していないと記載されています。

03 / DIRECT INVOLVEMENT

採算が厳しいという声に、
石原重雄副市長は地代減免で答えた。

会議は副市長と5部長で構成され、基本方針・実施方針・募集要項の意思決定を行いました。

民間意向ホテル採算が厳しい
庁内会議副市長座長で意思決定
発案地代を減免してでも整備
条件100%・10年間
公式資料で確認
「副市長の発案により地代を減免してでも整備する方針」

国交省事例集の要点。減免期間は、10年後にはまちのにぎわいが生まれ、ホテル事業も軌道に乗るとの考えによると記載されています。

04 / SUCCESS TEST

「軌道に乗る」を、何で判定するのか

10年という期待を、後から検証できる条件へ変換する必要があります。

測るべき成果

  • 客室稼働率・客室単価・RevPAR
  • 宴会件数・営業利益
  • 地域雇用・地域調達・税収
  • 支援なしでの継続可能性

必要な制度

  • 5年目等の中間評価
  • 段階的な減免縮小
  • 未達時の支援停止
  • 利益上振れ時のクローバック
  • 事業者変更時の再審査

公開資料に示された内容

記載あり10年間という期間と「軌道に乗る」との考え

記載なし数値基準、中間評価、段階縮減、上振れ時返還

開示が必要原契約、減免決定、実績評価、財務報告

05 / SUPPORT PACKAGE

支援は、地代減免だけではない

個々の条件調整はPPPを成立させる手法であり、それだけで不当とは言えません。問うのは、支援の総量と成果を一体で検証したかです。

  1. 当初定期借地中心
  2. 民間反応方式への反応が弱い
  3. 条件調整等価交換を追加
  4. 土地4,200㎡を交換
  5. 借地2,000㎡を50年
  6. 支援ホテル地代を減免
  7. 流動性譲渡・証券化条件を調整
  8. 選定ホテルへ高い配点
06 / LAND & RIGHTS

市は何を渡し、何を受け取ったのか

公共施設用地3,945㎡ / 38.9%所有権を移転4,200㎡ / 41.4%市有地のまま2,000㎡ / 19.7%
総敷地10,145平方メートルの権利別内訳
区分面積割合所有権・期間
公共施設用地3,945㎡38.9%市の公共施設用地
等価交換による移転4,200㎡41.4%公共施設の対価として所有権移転
ホテル・商業用地2,000㎡19.7%市有地のまま50年定期借地

市から出るもの

  • 4,200㎡の土地所有権
  • 2,000㎡の長期利用権
  • ホテル部分の地代減免
  • 公共施設の運営費
  • 将来の用途変更の自由度

市が受け取るもの

  • 約21億円相当の公共施設
  • 実際に受領する地代・税収
  • ホール・市民窓口・防災機能
  • ホテル・商業・住宅等
  • 駅前拠点としての便益

6,200㎡・61.1%が民間用途に使われますが、内訳は異なります。4,200㎡は所有権移転、2,000㎡は市所有の50年借地です。2,000㎡まで売却したとは扱いません。

07 / VALUE ≠ OPTIMALITY

等価でも、最適とは限らない

2,146,200,000円4,200㎡の交換価額511,000円/㎡2者鑑定の高い評価を採用

交換価額には、2者の鑑定のうち高い評価が採用されました。ここで残るのは、土地を保有・借地・交換する各案を50年間で比べ、政策上の最適案を選んだかという問題です。

08 / SELECTION DESIGN

価格は160点中10点。ホテルは住宅の4倍

政策内容重視には合理的な面があります。価格競争を弱くするなら、政策成果・支援・履行をより厳しく測る必要があります。

提案内容150点価格10点
ホテル20点
商業等15点
集合住宅5点

価格点は全体の6.25%です。民間事業者側からは、方式・借地面積で総額が変わるため単価比較が望ましいという見解や、参加資格の重要解釈を全参加者へ平等に開示してほしいとの意見も記録されています。選定過程では、価格比較の方法と情報提供の公平性を確認する必要があります。

09 / MONITORING GAP

公的支援の後を、誰が監視するのか

公式資料で確認民間収益施設のモニタリング方法特に定めていない
公式資料で確認収益悪化時の市の対応特に定めていない
市が実施した調査・対策

契約上の安全策

  • 建設時・運営時の保証金
  • 第三者譲渡等は市の事前承認
  • 提案・従前契約の維持を判断
  • 借地終了時に更地返還
  • 公共施設側の長期修繕計画

保証金、市の事前承認、更地返還、3年ごとの賃料改定という契約上の安全策があります。問題は、途中の政策機能・経営・成果を継続評価する仕組みが、事業成立時と同じ具体性を持っていたかです。

10 / UPSIDE & DOWNSIDE

成功した時の利益、失敗した時の対応

民間事業者側の見解

民間側が示した見通し

ホテルNOIは4~5%程度、安定稼働後の投資法人取得、賃貸住宅の資産移転等が記載されています。これは民間事業者側の見解です。

当サイト分析

公共側で確認したい条件

  • 利益上振れ時の減免縮小・返還
  • 売上連動地代・譲渡利益の扱い
  • 第三者への義務承継
  • 経営悪化時の改善計画・期限・解除

民間利益そのものを問題にしません。公的支援を伴う50年事業として、成功と失敗の双方を契約へ落とし込んだかを確認します。

11 / 2011—2069

50年契約なのに、開業で「事業終了」

  1. 基本方針
  2. 検討会議・市場対話
  3. 公募・選定
  4. 交換・減免議決
  5. 開業・借地開始市のシートは事業終了評価
  6. 地代減免期間
  7. 最新年度収支
  8. 借地終了・土地返還
当サイト分析

箱物完成型の行政評価

建物整備フェーズの終了と、公共政策・契約管理の終了は別です。整備事業から運営・契約管理へ責任を移し、5年ごとの総合再評価、借地終了準備へ接続する必要があります。

2018年の用途変更観光交流サロン → 観光情報センター

市は16,956,000円で変更業務を契約し、開業前に公共側の運用を調整しました。変更自体を問題視するのではなく、目的・費用・成果指標の変更履歴を50年の管理台帳へ残す必要があります。

12 / KPI GAP

成果指標は、土地取引の成否を測っていない

市のシートにある指標

  • 工事着手面積率
  • 駅周辺人口
  • TX乗車人員
  • 東武乗車人員

駅周辺の発展は示しますが、TX開業、区画整理、住宅供給等の影響を分離できません。

土地・支援を測る指標

  • 本来地代・減免・実受領地代・税収
  • 指定管理料・利用料金・修繕費
  • ホール利用率・利用者1人当たり負担
  • ホテル稼働・宴会・雇用・契約履行
  • 残存価値・土地利用の柔軟性
13 / LONG-TERM COMPARISON

VFM欄は「-」

国交省事例集の基礎データでは、VFM、割引率、予定価格の欄が「-」です。

公開資料には、土地交換、50年借地、10年の地代減免、公共施設運営費を、同じ期間・割引率・前提で比べた長期比較表が示されていません。

14 / OPERATING COST

初期建設費を抑えても、運営費は続く

指定管理料は公共サービス運営の対価であり、全額を損失・赤字補填とは扱いません。

2019~2025年度679,032,018円

指定管理料の当サイト集計

2025年度実績97,690,000円

指定管理料/収支 514,229円

2026年度協定額100,621,514円

実績額ではありません

2024~2028年度年 4,000,000円

ネーミングライツ別契約

  1. 2019年度94,919,210円
  2. 2020年度97,794,000円
  3. 2021年度97,361,808円
  4. 2022年度97,385,000円
  5. 2023年度97,177,000円
  6. 2024年度96,705,000円
  7. 2025年度97,690,000円
2025年度おおたかの森ホール指定管理者収支実績
指定管理料(施設修繕費を含む)97,690,000円
利用料金収入49,728,030円
指定管理料・利用料金以外の収入17,838,731円
総収入165,256,761円
支出164,742,532円
収支514,229円

施設には公共価値があり、2025年度収支はほぼ均衡しています。市が受け取る借地料は一般会計の歳入であり、指定管理料とは別の資金です。初期の現金整備負担、開業後の運営費、修繕、地代、税収を混同せず、一つのライフサイクル表へまとめる必要があります。

15 / SEPARATE CONTRACTS

同じ企業グループとの複数の関係

開発、指定管理、ネーミングライツ、資産・運営を契約単位に分け、選定、評価、更新を確認します。

開発事業

スターツコーポレーション代表グループ

2015年・3グループ応募・公募型プロポーザル

指定管理

スターツ・シアターワークショップ共同事業体

2024~2028年度・選定委員会と議会議決を経た別手続

ネーミングライツ

スターツコーポレーション

2024~2028年度・年400万円の別契約

資産・運営

ホテル・住宅等の関連法人

民間側の所有・運営・資産移転。契約義務の承継を確認する対象

国交省事例集には、以前の市有地事業を通じ市の考えを把握しやすかったという民間事業者側の見解があります。ここで確認すべきなのは、過去取引のない参加者にも、事業条件と重要情報が同じ時期・同じ内容で届いていたかです。

16 / ATTACHED RESOLUTION

決定前から、学校・保育への警告はあった

議会が肯定した点

相当回数のヒアリングを行い、民間資金・ノウハウを活用した低予算スキームを構築する努力。

議会が求めた改善

  • 保育・教育環境への絶え間ない検証
  • 人口・児童推計の積極的説明
  • 集合住宅コミュニティのモデル構築

その後の確認課題

  • 附帯決議への年次対応表
  • 241戸の年齢別人口実績
  • 学校・保育・学童・通学路への影響
人口誘導と学校不足の検証へ →
17 / INSTITUTIONAL MEMORY

ノウハウは、特定部署・人へ集中した

国交省事例集は、発注者側の見解として、官民連携に携わる人材が限定され、ノウハウが特定部署・人へ集まっているという課題を記載しています。

長期在任の石原重雄副市長には、担当者が替わっても比較・交渉・監視できる制度を残す責任があります。

18 / 25 FUNCTIONS

石原重雄副市長が本来果たすべきだった25の機能

01

需要・政策検証

  1. ホテルという政策目的の必要性を再検証する
  2. 市独自の定量需要予測を作らせる
  3. 低位・中位・高位・ストレスケースを作る
  4. ホテル以外の民間機能を比較する
  5. 支援なし・支援ありの収支を比較する
市が実施したこと
ホテルを政策目標とし、民間意向調査と大学・企業ヒアリングを実施。
なお必要な判断記録
市独自の定量需要予測、複数シナリオ、支援なし案との比較。
02

支援条件

  1. 10年という期間の根拠を数値化する
  2. 地代減免の段階的縮減を比較する
  3. 成果連動条件を設ける
  4. 収益上振れ時のクローバックを検討する
  5. ホテル・バンケット機能縮小時の支援停止条件を設ける
市が実施したこと
石原重雄副市長の発案で10年間の地代減免方針を決定。
なお必要な判断記録
段階縮減、成果連動、上振れ時返還、機能縮小時の停止条件。
03

土地・価値

  1. 全面借地、直接建設、規模縮小等の代替案を比較する
  2. 土地を保持するオプション価値を評価する
  3. 公的支援の総量を一枚にする
  4. 土地、地代、税、運営、修繕を一体評価する
  5. 価格配点と政策配点の理由を記録する
市が実施したこと
2者鑑定の高い評価、交換面積上限、価格・提案配点を設定。
なお必要な判断記録
土地保有を含む代替案の標準化された50年比較。
04

契約・監視

  1. 50年のモニタリング項目を定める
  2. 経営悪化時の段階対応を決める
  3. 事業者変更・証券化の承認基準を定める
  4. 5年ごとの総合再評価を行う
  5. 開業後の事業オーナーを明確にする
市が実施したこと
保証金、市の事前承認、更地返還、3年ごとの賃料改定。
なお必要な判断記録
民間施設の中間監視、収益悪化時の段階対応、5年ごとの総合再評価。
05

全庁調整・組織化

  1. 全応募者へ重要情報を平等に共有する
  2. 議会附帯決議の実施計画を作る
  3. 住宅による公共サービス需要を統合する
  4. ノウハウを特定人物から組織へ移す
  5. 井崎義治市長へ不都合な情報を上げ、必要なら条件修正・延期を進言する
市が実施したこと
副市長と5部長の会議を設置し、事業成立まで横断調整。
なお必要な判断記録
附帯決議の追跡、完成後の一体管理、ノウハウと異論の制度化。
19 / KNEW, DIDN'T KNOW, ADVISED

知っていた/知らなかった/進言した

知っていたなら

なぜ成果・撤退条件を付けなかったのか

需要予測がないこと、採算が厳しいこと、監視・経営悪化時対応の弱さを把握していたなら、条件化しなかった理由は何か。

知らなかったなら

座長として何を基に判断したのか

事業形成会議の座長・減免方針の発案者として、情報集約と監督はどう機能したのか。

進言したなら

その記録はどこにあるのか

会議名、日付、資料、発言、井崎義治市長の判断、採否理由、その後のフォローを公開すべきです。

20 / FAIR VIEW

公平に見る――市が得たもの

施設に価値があることと、支援・土地・50年管理が最適だったことは別の問題です。

4回民間意向調査
3グループ公募へ応募
2者鑑定の高値土地評価に採用
公共施設ホール・市民窓口等を取得
ホテル営業中2026年7月時点、公式サイトで宿泊予約を受付中
利用料金収入2025年度 49,728,030円
ネーミングライツ年400万円
安全策保証金・承認・更地返還

指定管理者は別の選定・議決手続を経ています。議会附帯決議も、低予算スキームで公共施設を実現した市の努力を認めています。

21 / CONCLUSION

事業は成立した。
市民を守る条件まで成立したのか。

事業を成立させたことは確認できます。公共施設とホテルが完成したことも事実です。

しかし、公有地の条件を動かし、地代支援を提案した石原重雄副市長が、需要検証、成果条件、支援の出口、50年監視まで同じ厳しさで設計したことを、公開資料は示していません。

問題は、PPPを使ったことでも、ホテルを誘致したことでもありません。公的支援を発案した者が、市民側の長期リスクを抑える条件まで作ったことを示せていないことです。

22 / 60 QUESTIONS

石原重雄副市長・執行部への60の質問

判断の根拠、契約条件、年度別実績、50年間の監視方法を具体的に確認する質問です。

01会議・意思決定5問
  1. 石原重雄副市長が座長を務めた会議の全開催日を公開できるか。
  2. 全議事録、配付資料、出席者を公開できるか。
  3. 石原重雄副市長の発言・指示を記録しているか。
  4. 井崎義治市長はどの段階でホテル必須方針を承認したか。
  5. 地代減免の発案はどの会議・資料に記録されているか。
02需要・採算10問
  1. ホテルを必要と判断した定量需要予測はあるか。
  2. 需要予測を実施しない判断は誰が行ったか。
  3. 大学・企業ヒアリングの対象、質問、回答を公開できるか。
  4. 宿泊需要、宴会需要、稼働率をどう想定したか。
  5. 地代減免なしのホテル収支を確認したか。
  6. 地代減免ありの収支を確認したか。
  7. 10年という期間を決めた数値根拠は何か。
  8. 『軌道に乗る』の定義は何か。
  9. 5年目等の中間評価を実施したか。
  10. 現在までのホテル政策成果をどう評価しているか。
03支援条件10問
  1. 地代減免を段階的に減らす案を比較したか。
  2. 100%ではなく75%、50%を比較したか。
  3. 想定以上の利益時に減免を縮小する条項はあるか。
  4. 利益上振れ時の返還・クローバックはあるか。
  5. ホテル機能縮小時に減免を止められるか。
  6. バンケット廃止時に100%減免を維持するのか。
  7. 年度別の本来地代はいくらか。
  8. 年度別の減免決定額はいくらか。
  9. 年度別の実受領地代はいくらか。
  10. 3年ごとの賃料改定額はいくらか。
04土地・政策代替案10問
  1. 50年間の現在価値を算出したか。
  2. 全面定期借地案の50年収支はあるか。
  3. 市直接建設案の50年収支はあるか。
  4. 公共施設縮小案を比較したか。
  5. 交換面積縮小案を比較したか。
  6. 土地を留保する案を比較したか。
  7. 4,200平方メートルを100平方メートル単位で比較したか。
  8. 土地鑑定2者の評価書を公開できるか。
  9. VFM欄が『-』なのはなぜか。
  10. 別形式の長期価値比較はあるか。
05公募・情報公平性8問
  1. 価格点を10点とした理由は何か。
  2. ホテル20点、住宅5点の根拠は何か。
  3. 年間地代総額で比較した理由は何か。
  4. 地代単価比較をしなかった影響を検証したか。
  5. 参加資格の重要解釈を全社へ同時共有したか。
  6. 個別対話記録を保存しているか。
  7. 過去取引のない企業にも同等情報を提供したか。
  8. 評価委員の利益相反確認はあるか。
0650年監視11問
  1. 民間施設のモニタリングをなぜ特に定めなかったか。
  2. 現在、誰がホテル機能を確認しているか。
  3. ホテルの財務情報を受け取っているか。
  4. 収益悪化時の対応をなぜ定めなかったか。
  5. 改善計画、是正期限、解除条件はあるか。
  6. 第三者譲渡の承認基準は何か。
  7. 証券化時の最終受益者を確認するか。
  8. 契約義務の承継をどう確認するか。
  9. なぜ開業で市有地活用事業を終了としたか。
  10. 2069年までの事業オーナーは誰か。
  11. 5年ごとの総合評価を行っているか。
07公共施設・地域影響・副市長6問
  1. 長期修繕計画を公開できるか。
  2. 地代、税収、指定管理料、利用料を統合した表はあるか。
  3. 附帯決議への対応状況を議会へ報告したか。
  4. 241戸による児童、保育需要を検証したか。
  5. 石原重雄副市長は井崎義治市長へどのリスクを進言したか。
  6. 現在同じ判断をしても、同じ支援・面積・監視条件を選ぶか。
23 / RECORD REQUEST

公開を求める資料

優先度Aから順に、今回の公開資料だけでは確認できない意思決定と履行記録を取得します。

PRIORITY A

副市長の関与

  • 市有地活用検討会議の全議事録・会議資料
  • 石原重雄副市長の発案を記録した文書
  • 市長・副市長協議、庁議、決裁、メール、メモ
PRIORITY B

需要・支援

  • 需要予測を実施しないと判断した記録
  • 大学・企業ヒアリング
  • ホテル収支、支援率・期間比較
  • 成果目標、中間評価、減免申請・決定
PRIORITY C

土地・価値

  • 2者の鑑定書
  • 事業方式比較、VFM、NPV、感度分析
  • 交換面積計算、将来公共需要
PRIORITY D

契約・監視

  • 基本協定、事業・等価交換・定期借地契約、公正証書
  • 年度別の地代請求・減免・受領額
  • 賃料改定、譲渡・証券化承認
  • 財務報告、モニタリング、経営悪化時検討
PRIORITY E

運営・公共便益

  • ホール年度別指定管理料・利用率・利用者・修繕
  • ネーミングライツ、税収、地代
  • ホテル宿泊・宴会・雇用
  • 附帯決議対応、住宅人口実績
24 / PRIMARY SOURCES & CALCULATIONS

一次資料と計算方法

国交省事例集は、資料に明記された制度・数値、発注者側の見解、民間事業者側の見解を分けて表示します。事例集の注記も、掲載された意見は国土交通省自身の見解ではないと明記しています。

公式資料で確認

民間収益施設の併設・活用に係る官民連携事業 事例集

発行・見解主体
国土交通省 総合政策局官民連携政策課
日付
2016-07/2020-03改訂
確認頁
PDF 324~345ページ(冊子320~341ページ。特に328~338・341ページ)
確認内容
副市長座長の庁内会議、4回の民間意向調査、需要予測の範囲、減免の発案、土地・審査・契約条件、監視方法を確認。
最終確認
2026-07-21
一次資料を開く
発注者側の見解

流山おおたかの森駅前市有地活用事業――効果・課題

発行・見解主体
国土交通省事例集に掲載された発注者側の見解
日付
2020-03改訂
確認頁
PDF 343ページ(冊子339ページ)
確認内容
市は一体的なまちづくりや民間提案を効果とし、官民連携ノウハウが特定部署・人へ集中していることを課題に挙げた。
最終確認
2026-07-21
一次資料を開く
民間事業者側の見解

流山おおたかの森駅前市有地活用事業――民間事業者の視点

発行・見解主体
国土交通省事例集に掲載された民間事業者側の見解
日付
2020-03改訂
確認頁
PDF 326・336・339・342~343ページ(冊子322・332・335・338~339ページ)
確認内容
既存関係、価格比較、情報共有、ホテルNOI、資産移転等についての民間側の認識。国土交通省自身の評価ではない。
最終確認
2026-07-21
一次資料を開く
公式資料で確認

平成30年度 事務事業マネジメントシート――流山おおたかの森駅前市有地活用事業

発行・見解主体
流山市
日付
2019
確認頁
PDF 1ページ
確認内容
人口・乗車人員等を成果指標とし、公共施設とホテル開業により市有地活用事業の役割を終了したと評価。
最終確認
2026-07-21
一次資料を開く
公式資料で確認

議案第81号『財産の交換について』に関する附帯決議

発行・見解主体
流山市議会
日付
2016-12-14
確認頁
PDF 2ページ
確認内容
低予算スキームへの努力を認めつつ、保育・教育、人口・児童推計、集合住宅コミュニティの継続検証を要求。
最終確認
2026-07-21
一次資料を開く
公式資料で確認

平成28年第4回定例会議案等――財産の交換

発行・見解主体
流山市
日付
2016
確認頁
PDF 65~66ページ
確認内容
4,200平方メートル、交換価額2,146,200,000円、1平方メートル当たり511,000円。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

平成30年第3回定例会議案等――土地の減額貸付けの変更

発行・見解主体
流山市
日付
2018-08-30
確認頁
PDF 8~10ページ
確認内容
2,000平方メートル、50年借地、基準貸付料、予定床面積比、2019年1月27日から10年間の減免。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

令和7年度 指定管理者制度収支実績報告書

発行・見解主体
流山市
日付
2026
確認頁
PDF 4ページ・施設番号44
確認内容
2025年度指定管理料・利用料金・総収入・支出・収支と、2026年度協定額を確認。
最終確認
2026-07-21
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当サイト計算

指定管理者事業報告評価結果一覧

発行・見解主体
流山市
日付
2026-06-04更新
確認頁
2019~2025年度の各収支実績報告書への入口
確認内容
年度別の訂正版を確認し、2019~2025年度指定管理料を当サイトが集計。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

流山市おおたかの森ホール指定管理者の指定について(令和6~10年度)

発行・見解主体
流山市
日付
2023-12-26
確認内容
指定管理者、指定期間、選定委員会と議会議決を経た別手続であること。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

流山市おおたかの森ホールネーミングライツの契約について(令和6~10年度)

発行・見解主体
流山市
日付
2023-10-05
確認内容
スターツコーポレーション、年額400万円、2024年4月から2029年3月までの別契約。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

流山おおたかの森駅前観光案内所整備工事

発行・見解主体
流山市
日付
2018-11-08
確認内容
当初サロンだった箇所を観光案内所へ変更し、16,956,000円で施工者と随意契約した理由。
最終確認
2026-07-21
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市が実施した調査・対策

ホテル公式サイト

発行・見解主体
ホテル ルミエールグランデ流山おおたかの森
日付
随時更新
確認内容
2026年7月時点で宿泊予約、レストラン、宴会・会議案内が公開され、営業継続を確認。
最終確認
2026-07-21
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公式資料で確認

平成26年流山市議会第4回定例会 市政一般報告

発行・見解主体
流山市
日付
2014
確認内容
副市長を座長とする市有地活用検討会議が、施設機能、公募条件、募集方法を協議。
最終確認
2026-07-21
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当サイト計算

土地割合
3,945 ÷ 10,145 = 38.9%/4,200 ÷ 10,145 = 41.4%/2,000 ÷ 10,145 = 19.7%
民間用途の合計
6,200 ÷ 10,145 = 61.1%。ただし4,200㎡は所有権移転、2,000㎡は市有地のまま借地。
土地単価
2,146,200,000円 ÷ 4,200㎡ = 511,000円/㎡
ホテル床面積割合
7,655.46 ÷(7,655.46+510.97)= 約93.743%
地代減免の単純試算
14,640,000円 × 約93.743% = 約13,723,982円/年。10年で約137,239,820円。
価格・ホテル配点
10 ÷ 160 = 6.25%/20 ÷ 160 = 12.5%
ネーミングライツ対2026年度協定額
4,000,000 ÷ 100,621,514 = 約4.0%。目的・会計区分が同一とは限りません。

注意:地代減免額は予定床面積と基準貸付料による単純試算で、実績ではありません。50年の単純合計は現在価値ではなく、土地・税・運営費を二重計上しません。

FINAL QUESTION

石原重雄副市長が事業を前へ進めた記録だけでなく、
市民の資産を守るため、何を厳しくしたのか。

需要、10年の根拠、成功指標、上振れ時対応、失敗時対応、50年監視。石原重雄副市長が、これらを一つの管理資料にまとめ、支援の継続・見直し・終了を判断する役割を果たしたというなら、その判断記録を公開すべきです。

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